借り換えといっても、新しい住宅ローンを借り入れるわけですから、申し込みの手続きや、銀行の審査は必要です。
また、融資対象の物件が担保割れしている場合、つまり、住宅の売却見込み価格(査定価格)がローン残高を下回っている場合は、借り換えようとしても門前払いになることも少なくありません。
しかし、最近では、1000万円程度の担保割れまでなら相談にのってくれる銀行もあるようです。
借り換え専用のローンもあって、融資上限が物件価格の200%に設定されているものもあります。
見方を変えれば、それだけ債務者の返済能力が重視される傾向にあるといえます。
メリットを受けるには一定の条件が必要です。一般に、借り換えのメリットがあるといわれているのは、次の3つの条件のすべてにあてはまる場合です。
金利差が1%以上ある、ローン残高が1000万円以上ある。返済期聞が10年以上残っている、こうした条件が前提となる理由は、借り換えには、思いのほか費用がかかるためです。
抵当権抹消費用や新たな抵当権設定登記費用、保証料など、2000万円を残り10年で借り換えたような場合、50万円以上もの費用負担になることもあります。
ただし、ここ数年は住宅金融公庫の廃止に伴う民間金融機関のシェア競争により、新しいタイプの住宅ローンが続々と登場しています。
たとえば、2006年2月時点での新生銀行は、借り換えに伴う保証料、事務手数料とも無料。
また、繰り上げ返済の手数料も無料ですから、単純に先の条件を当てはめることができなくなっています。
借り換えるなら固定金利型ヘのキャンペーン価格などは魅力で、借入時に3年固定金利選択型や、変動金利型の商品を選んだ場合は、早めに固定金利型への移行を検討したほうがいいかもしれません。
いつまでも現在の低金利が続くとは考えづらいからです。
その際に固定金利型の中でも、もっとも有利な条件の商品への借り換えも選択肢の一つとなってきます。
ただ、残念ながら、フラットへの借り換えはできません。
いずれにしても、ローン契約を結んでからも、借り換えを視野に入れ、定期的に新商品のチェックは行いたいものです。
毎月の返済能力が求められます。
金融機関の破綻や合併がもはや驚く出来事ではなくなった現在、よく知られていないような金融機関からはあまり融資を受けたくないのが実情かもしれません。
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